教員向けマニュアル
4-2教材の流用
WebClassで作成した教材をコース内または別のコースにコピー、別のコースにリンク、エクスポートして別の教員に教材を引き継いだり、コースにある全ての教材をバックアップすることができます。
エクスポートファイルやバックアップファイルがあれば、次年度以降のコースにインポートまたはレストアして再利用することができます。
WebClass上で参照可能なデータは、最新年度の1年および過年度の4年をあわせた最大で5年分となります。データが保持される所定の年限内にかかわらず、長期的なデータ保持を目的とする場合は、教員自身でエクスポートまたはバックアップすることをお薦めします。
2021年度のデータは、2026年4月に削除される予定です。
コピー
1つまたは複数の教材をコース内または別のコースにコピーすることができます。コピーすると、コピーした時点の教材内容・設定でコピーされます。
リンク
1つまたは複数の教材を別のコースにリンクすることができます。リンクすると、リンク元の教材を参照しリンク先のコースに表示されます。
アンケートをリンクすると、リンク元とリンク先の結果を一緒に集計できます。
レポートをリンクすると、提出されたレポートは、リンク元とリンク先のどちらからでも確認・採点することができます。
※リンク教材は制限がありますので、詳しくは「教材をリンクする」をご覧ください
エクスポート
1つまたは複数の教材をZIPファイルとしてエクスポートすることができます。
次年度以降のコースに教材を再利用したり、別の教員に教材を引き継いだりする際に使用します。
エクスポートしたZIPファイルは、利用したいコースに「インポート」することで復元できます。
※複数の教材を選択してエクスポートした場合、インポート時にはそれらの教材は一括で復元されます。教材を個別に選択して復元することはできません。
※エクスポートには、学習履歴(レポート・テスト等の回答内容や成績を含む)、掲示板・チャットの投稿データは含まれません。
バックアップ
コースにある全ての教材をZIPファイルとしてダウンロードすることができます。
次年度以降のコースに教材を再利用することができます。
バックアップしたZIPファイルは、利用したいコースに「レストア」することで復元できます。
※レストア時に教材を個別に選択して復元することができます。
※レストアする際に使用できるバックアップファイルの上限は10GBのため、上限を超える場合は教員自身でレストアできません。その場合はエクスポート機能をご利用下さい。
※お知らせやメッセージ、タイムライン、リンク元の教材データ、学習履歴(レポート・テスト等の回答内容や成績を含む)はレストアできませんが、掲示板・チャットの投稿データはレストアできます。
作業の流れ
-
教員
- 教材をコピー・リンク・エクスポート・バックアップする
-
教員
- コピー・リンク・インポート先・レストア先に作成された教材を確認する
-
教員
- コピー・リンク・インポート先・レストア先に作成された教材を修正する
教材をコース内にコピーする
1つまたは複数の教材をコース内にコピーすることができます。
1コピーする教材(コピー元)があるコースを表示します。
2
1つの教材をコピーする場合
コピーする教材の右側にある[…]をクリックします。
複数の教材をコピーする場合
コピーする教材の左側にあるチェックボックスをクリックし選択します。
※選択した教材は背景が黄色になります。
3
1つの教材をコピーする場合
[コピー]をクリックします。
複数の教材をコピーする場合
画面右上の[コピー]をクリックします。
4「コピーしてよろしいですか?」と表示されるので[OK]をクリックします。
5コピーが完了すると、画面上部に「教材のコピーが作成されました。教材名」と表示されます。
コピー元教材の下に教材がコピーされ、教材名に「(Copy_〇)」と追加されました。
6コピーされた教材右にある[…]から適宜設定変更・修正します。
※[設定]はタイトルや日時制限を変更する画面、[設問編集(教材種別によっては資料編集)]は問題文や掲載する資料を変更する画面です。
教材を別のコースにコピーする
1つまたは複数の教材を別のコースにコピーすることができます。
※別のコースにコピーする場合は、自分がコピー先のコースに教員・TA権限・SA権限で登録されている必要があります。
1コピーする教材(コピー元)があるコースを表示します。
2
1つの教材をコピーする場合
コピーする教材の右側にある[…]をクリックします。
複数の教材をコピーする場合
コピーする教材の左側にあるチェックボックスをクリックし選択します。
※選択した教材は背景が黄色になります。
3
1つの教材をコピーする場合
[別コースにコピー]をクリックします。
複数の教材をコピーする場合
画面右上の[別コースにコピー]をクリックします。
4プルダウンメニューからコピー先のコース名を選択し、[別コースにコピー]をクリックします。
コピー中の操作について
コピー中に画面を閉じたり、複数回「別コースにコピー」をクリックしたりすると、コピーが正常に完了しない場合があります。
コピーが完了するまで、画面の操作は行わず、そのままお待ちください。
教材の数が多い場合や、ファイル容量が大きい場合は、コピーに時間がかかることがあります。その際、「コピーしています。コピー中は画面を操作せずにお待ちください」と表示されることがあります。このメッセージが表示されている間は、画面の操作を行わずに、処理が完了するまでお待ちください 。
5コピーが完了すると、画面上部に「教材のコピーが作成されました。コース名:教材名」と表示されます。
※今回は「配布資料」をコピーしました。
6コピー先のコースを表示し、教材がコピーされていることを確認します。
※既存のラベルの下に、コピー元のラベルごとコピーされます。
※コースを切り替える場合は、画面左上「WebClass」をクリックしWebClassトップ画面に移動します。
7コピーされた教材右にある[…]から適宜設定変更・修正します。
※[設定]はタイトルや日時制限を変更する画面、[設問編集(教材種別によっては資料編集)]は問題文や掲載する資料を変更する画面です。
教材を別のコースへ一括コピーする
コース内の全ての教材を別のコースへ一括コピーすることができます。
※タイムラインはコピーすることができません。
※別のコースへコピーする場合は、自分がコピー先のコースに教員もしくはTA権限で登録されている必要があります。
1コピーするコース(コピー元のコース)を表示します。
2「教材」タブ内の[別コースへ一括コピー]をクリックします。
3コピー元のコース名が表示されるので、コース名左側の〇をクリックし、コースを指定します。
コピー元のコース名が表示されない場合
コピー元コースの年度・学期・曜日・時限・コース名の指定を全て空に変更し[検索]をクリックすると、コース名が表示されます。
4コピー先のコースの年度・学期・曜日・時限を指定し、[検索]をクリックします。
※正確なコース名が分からない場合は、科目名の次にワイルドカード(*)を半角で入力します。任意の一文字を(?)で指定することもできます。
コピー元のコース名が表示されない場合
コピー元コースの年度・学期・曜日・時限・コース名の指定を全て空に変更し[検索]をクリックすると、コース名が表示されます。
5コピー先のコース名左側の〇をクリックします。
コピー元とコピー先のコース名を確認し、[教材をコピーする]をクリックします。
6「コピー元とコピー先のコースを確認してください。教材のコピーを開始しますか?」と表示されるので、コースに間違いがないことを確認して[教材をコピーする]をクリックします。
※コースを変更する場合は[取り消し]をクリックし、再度コースを検索、指定します。
コピー中の操作について
コピー中に画面を閉じたり、他の操作を行ったりすると、コピーが正常に完了しない場合があります。
コピーが完了するまで、画面の操作は行わず、そのままお待ちください。
教材の数が多い場合や、ファイル容量が大きい場合は、コピーに時間がかかることがあります。その際、「コピーしています。コピー中は画面を操作せずにお待ちください」と表示されることがあります。このメッセージが表示されている間は、画面の操作を行わずに、処理が完了するまでお待ちください 。
7「コピーが完了しました。」と表示されるので[メニューに戻る]をクリックしコピー元のコースに戻ります。
※タイムラインはコピーされません。コピー先に同じ名前の教材がある場合はコピーされません。
8コピー先のコースを表示し、教材がコピーされていることを確認します。
※コースを切り替える場合は、画面左上「WebClass」をクリックしWebClassトップ画面に移動します。
9コピーされた教材右にある[…]から適宜設定変更・修正します。
※[設定]はタイトルや日時制限を変更する画面、[設問編集(教材種別によっては資料編集)]は問題文や掲載する資料を変更する画面です。
教材をリンクする
1つまたは複数の教材を別のコースにリンクすることができます。リンクすると、リンク元の教材を参照しコースに表示されます。
アンケートをリンクすると、リンク元およびリンク先にて「リンク元とリンク先」の結果を一緒に集計できます。
レポートをリンクすると、提出されたレポートは、リンク元とリンク先のどちらからでも確認・採点することができます。
リンク教材には以下の制限があります。
1つの教材から同じコースに複数のリンクを作成することはできません。
リンク先の教材をユニットに組み込むことはできません。
リンク先で教材の設問編集(問題やページなどの編集)をすることはできません。リンク元で教材の設問編集をした場合、リンク先にも編集した内容が反映されます。
オプションの設定(日時制限や回答の見直し等)は、そのリンク教材固有の設定を持ちます。リンク元(リンク先)でオプション設定を変更しても、リンク先(リンク元)のオプション設定は変更されません。
学習履歴はリンク元とリンク先のどちらにも記録されます。
リンク先で学習した履歴をリンク元で削除した場合、リンク先の学習履歴は残ったままとなりますので削除が必要です。
リンク元の教材を削除するには、あらかじめリンク先の教材を削除しなければいけません。
ブランクレコードの生成は、そのユーザが登録されているコースの教材からしか生成できません。
類似レポート検知機能を実行する場合は、リンク元の教材があるコースで実行してください。リンク先の教材があるコースからは実行することはできません。
1リンク元となる教材があるコースを表示します。
2リンク元となる教材左側にチェックを入れ「別コースへリンク」をクリックします。
※チェックを入れると教材の背景が黄色になります。
3リンク先のコースをクリックします。リンク先のコースが複数ある場合は、Ctrlキーを押しながらクリックします。
[別コースにリンク]をクリックします。
4コース上部に「○件のリンクを作成しました」と表示されます。
5リンク先のコースを確認するため、コース上部「WebClass」をクリックしWebClassトップページ(時間割画面)を表示します。
6時間割からリンク先のコースをクリックします。
7リンク先のコースにリンクした教材が表示されていることを確認します。
リンク先の教材名には「(link)」と表示されます。
8オプションの設定(日時制限や回答の見直し等)を変更する場合は、教材右側の「…」から「設定」をクリックします。
9「教材実行時の制限」をクリックし、日時制限等を必要に応じて設定します。
※例えば、10月1日10:00~10月14日15:00まで教材を使用できるようにする場合は、開始日時を10月1日10:00(10:00=10:00:00)、終了日時を10月14日14:59(14:59=14:59:59)に設定します。
※「アクセス制限」は[教材一覧で表示する]を選択してください。[教材一覧で非表示にする]になっていると、開始日時になっても学生は教材にアクセス出来ません。
※各項目の詳細は「教材実行時の制限」をご覧ください。
※画面左側にリンク元のコース名が表示されます。
10設定が終わったら「変更を保存して終了」をクリックしコースに戻ります。
教材の設問(問題や資料等)を変更する
リンク先で教材の設問編集(問題やページなどの編集)をすることはできません。リンク元で教材の設問編集をした場合、リンク先にも編集した内容が反映されます。
①リンク元のコースを表示し、該当教材右側の「…」から「設問編集(資料編集)」をクリックします。
②設問や資料の内容を変更し[変更を保存して終了]をクリックして画面を閉じます。
「リンク元とリンク先」のアンケート結果を一緒に集計する
①リンク元もしくはリンク先のコースを表示し、該当アンケート右側の「実行者数」をクリックします。
②「アンケート集計」をクリックします。
③「詳細」をクリックします。
④「対象」から「全てのコース」を選択し[表示]をクリックします。
教材をエクスポート・インポートする
1つまたは複数の教材をZIPファイルとしてエクスポートすることができます。次年度以降のコースに教材を再利用したり、別の教員に教材を引き継いだりする際に使用します。
エクスポートしたZIPファイルは、インポートすることで復元できます。
※複数の教材を選択してエクスポートした場合、インポート時にはそれらの教材は一括で復元されます。教材を個別に選択して復元することはできません。
※エクスポートには、学習履歴(レポート・テスト等の回答内容や成績を含む)、掲示板・チャットの投稿データは含まれません。
1エクスポートする教材があるコースを表示します。
2エクスポートする教材左側にチェックを入れ「エクスポート」をクリックします。
※チェックを入れると教材の背景が黄色になります。
3「エクスポートしてよろしいですか?」と表示されるので[OK]をクリックします。
4「エクスポートしました」と表示されるので[閉じる]をクリックします。
5ZIPファイルがエクスポートされたことを確認します。
エクスポートしたZIPファイルを任意の場所に保存します。
※ファイルはZIP圧縮されていますが展開する必要はありません。
※デフォルトの保存先はWindows・Mac共に 「ダウンロード」フォルダになります。
エクスポートした教材をインポートする
①教材をインポートするコースを表示し、コース画面右側の[教材を作成する]または「教材」タブ内の[教材を作成する]をクリックします。
②「インポート」をクリックします。
③[ファイルの選択]からインポートする教材のZIPファイルを指定し[読込み]をクリックします。
④教材名を変更する場合は適宜変更し[インポート]をクリックします。
※既にコース内に同名の教材がある場合は教材名を変更してください。
⑤インポートした教材がコースに表示されたことを確認します。
※オプションの設定(日時制限など)を必要に応じて変更します。
コースをバックアップする
コースにある全ての教材をZIPファイルとしてダウンロードすることができます。次年度以降のコースに教材を再利用することができます。
バックアップしたZIPファイルは、レストアすることで復元できます。
※レストア時に教材を個別に選択して復元することができます。
※レストアする際に使用できるバックアップファイルの上限は10GBのため、上限を超える場合は教員自身でレストアできません。その場合はエクスポート機能をご利用下さい。
※お知らせやメッセージ、タイムライン、リンク元の教材データ、学習履歴(レポート・テスト等の回答内容や成績を含む)はレストアできませんが、掲示板・チャットの投稿データはレストアできます。
1バックアップするコースを表示します。
2コース上部の[コース管理]から[バックアップ/レストア]をクリックします。
3[バックアップデータ作成]をクリックします。
※バックアップデータの作成に時間がかかることがあります。
4バックアップデータの作成が終了したら[ダウンロード]をクリックします。ダウンロード出来たことを確認し[×]をクリックして画面を閉じます。
※デフォルトの保存先はWindows・Mac共に「ダウンロード」フォルダになります。
※レストアする際に使用できるバックアップファイルの上限は最大で10GBです。ダウンロードしたバックアップファイルのサイズを必ず確認してください。
5ダウンロードした「wc_backup日付.tar」ファイルを適宜管理しやすい場所に保存します。
コースをレストアする
バックアップファイルを使ったレストアでは、教材を個別に選択して復元することができます。
※お知らせやメッセージ、タイムライン、リンク元の教材データ、学習履歴(レポート・テスト等の回答内容や成績を含む)はレストアできませんが、掲示板・チャットの投稿データはレストアできます。
※同名の教材や同じIDを持つ教材がある場合、その教材はレストアできません。レストアするコース上の教材名を変更または削除してからレストアしてください。
※レストアには時間がかかることがあります。WebClassで操作せずにお待ちください。
※レストアする際に使用できるバックアップファイルの上限は10GBです。10GBを超える場合は、メディア教育支援室にご連絡下さい。
1レストアするコースを表示します。
※レストアするコース上に、バックアップファイルの中の教材と同じ名前・IDの教材がある場合は、レストアするコース上の教材名を変更または削除します。
2コース上部の[コース管理]から[バックアップ/レストア]をクリックします。
3[ファイルの選択]よりバックアップファイル「wc_backup日付.tar」を指定し、[読込み]をクリックします。
4ファイルの読み込みが終わったら(100%になったら)、[次の処理に進む]をクリックします。
5レストアしない教材のチェックを外します。
6[続行]をクリックしレストアします。
※レストアに時間がかかることがあります。
7「バックアップデータのレストアが完了しました。」と表示されたら[閉じる]をクリックします。
8画面左上の「コース名」もしくは「教材一覧」をクリックし、コース画面を表示します。
9復元された教材を変更する場合は教材の右にある[…]から適宜設定変更・修正します。その他、教材の日時制限、順番やラベル等を変更します。
※[設定]はタイトルや日時制限を変更する画面、[設問編集(教材種別によっては資料編集)]は問題文や掲載する資料を変更する画面です。



